エベレスト
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、世界最高峰の山について説明しています。その他の用法については「エベレスト (曖昧さ回避)」をご覧ください。

エベレスト
北側から望むエベレスト
標高8848.86 m
所在地

ネパールサガルマタ県ソルクンブ郡

中国チベット自治区ティンリ県

位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯27度59分17秒 東経86度55分31秒 / 北緯27.98806度 東経86.92528度 / 27.98806; 86.92528座標: 北緯27度59分17秒 東経86度55分31秒 / 北緯27.98806度 東経86.92528度 / 27.98806; 86.92528
山系ヒマラヤ山脈
種類褶曲隆起
初登頂エドモンド・ヒラリーテンジン・ノルゲイ1953年
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}エベレストネパールの地図を表示エベレストチベット自治区の地図を表示エベレスト中華人民共和国の地図を表示エベレストアジアの地図を表示
OpenStreetMap
プロジェクト 山
テンプレートを表示

エベレスト(: Everest)は、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山である。山頂は、ネパール中国との国境上にある。

エベレストはインド測量局 (Survey of India) で長官を務めたジョージ・エベレストにちなんで命名された。チョモランマ(チベット語: ???????????[注 1]中国語: 珠穆朗?峰)、サガルマータ(ネパール語: ???????)の名称でも知られる。

1920年代から長きにわたる挑戦の末、1953年にイギリス探検隊のメンバーでニュージーランド出身の登山家であるエドモンド・ヒラリーとネパール出身のシェルパであるテンジン・ノルゲイによって初登頂がなされた[1]

エベレストの標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12か所で測定し、その結果を平均して得られた8848 mという数値が長年一般に認められてきた。1999年、全米地理学協会はGPSによる測定値が8850 mだったと発表した[2]2020年、中国・ネパールは合同で北斗とGPSによる測定値が従来の測定値より僅かに高い8848.86 mであったと発表した[3]。厳密には地殻変動などの影響によって標高は年々変動していると考えられている[4]

エベレストの南麓に位置するネパールのサガルマータ国立公園ユネスコ世界遺産に登録されている。
名称ジョージ・エベレスト

現在、エベレストはネパールでは「サガルマータ (??????? Sagarmatha)」、中国のチベット地区やチベット人では「チョモランマ (???????????? jo mo glang ma)」、中国では珠穆朗瑪峰 (Zh?mul?ngm? F?ng) または聖母峰 (Shengm? F?ng) と呼ばれている。

エベレストの存在が初めて文献上にあらわれたのは1717年康熙帝の命令を受けてイエズス会士ジャン・バティスト・レジス (Jean-Baptiste Regis) が『皇輿全覧図』と呼ばれる中国地図を作成したときであった。そのチベット部分、現在のエベレストの位置に山の絵が描かれ「朱母郎馬阿林」(チュムランマアリン)と表記されている。この地図はレジス神父の故国フランスに送られ、それを受け取った同僚のイエズス会士ジャン=バティスト・デュ・アルドが地図製作者のジャン・バティスト・ブルギニョン・ダンヴィル (Jean-Baptiste Bourguignon d’Anville) に託し、ダンヴィルによって1735年、『中国新地図集』(Nouvel Atlas de la Chine) として出版された。ダンヴィルの地図では「チュム・ランクマ」(Tchoumou Lancma) と表記されている。これがヨーロッパに「チョモランマ」の名称が初めて紹介されたときである[5]

イギリス東インド会社は1765年以降、測量局を設けてインド各地の詳細な地図の作成を行っていた。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:122 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef